2018年12月16日更新
家族に笑顔になれないのは傷つきたくないから
普段私は外の人には笑顔で話すように努力してるし、最近はかなり出来るようになった。
もちろん家族にも、そうするように努力していて、かなり出来るようになってきた。
でも、さっき思ったが、普通に話しているときは笑顔じゃない。
外では、例えば上司と話すときも、先輩や同僚と話すときも、スーパーのレジのお姉さんにも笑顔で話せるようになってきたのに、家族には無表情になってしまう。
なんでかなと思った。
もしかしたら、外では自分を良く見せたい気持ちがあって、その気持ちに笑顔の実践がマッチして出来るようになったけど、家族には良く見せたいという気持ちが薄いのかも知れないと思った。
ただ、それだけで笑顔になれないのではない、となんとなく思った。
それで、いつものようにググる。
すると、家族に笑顔になれない原因のひとつは、傷つきたくないから、と書いてあった。
家族に笑顔になれないのは幼い頃の体験に原因がある
家族といる自分が本当の自分だとしたら、家族には心を許せる、ということ。
心を許せる相手には、笑顔になれないのはどうしてか、それには幼い頃の体験に原因がある。
幼い頃、笑顔になったときに傷ついた経験があるから。
私の場合、確かに母親に傷つけられた経験があって、傷つきたくないから笑顔にならないというのは本当だと思う。
私の母親は毒親と言っていい。
笑顔になる=心を開くという感覚があって、心を開いているときに、傷つけられると、その衝撃が大きくて本当に辛かった。
それで、母親には心を開かない、と誓った記憶がある。
笑顔になると傷つけられるという思い込みがある
外の人には笑顔を実践して、傷つけられることは無いと経験したから笑顔になれるのかも。
加えて、こちらが笑顔になると、相手も笑顔になるから、相乗効果で笑顔になれるのかも。
でも、家族は?
家族は遠慮が無いからやっぱり傷つけられるよ。
夫は特に私を傷つけることを言う。
冗談ぽく言うし、冗談だよ、と言ったりするけれど、私は悲しくなったりすることも多い。
自分が笑顔になると家族は笑顔になるのか?
それでも原因がわかったので家族にも笑顔で話すことを実践した。
まずは夫から。
サレンダードワイフを実践するならやはり笑顔で話さなければならない。
結婚前はいつも笑顔で話していたのだから自分の気持ちを切り替えればいいだけだ。
そう夫と心の距離を置くのだ。
夫が私に対して傷つけるようなことを言うのは遠慮が無いからだ。
だったら夫が私に遠慮するような関係になればいいんだと思った。
ならばまず私が甘えず夫に遠慮すればいいんだと思ったのだ。
そうすれば心の距離を置くことが出来るとそう思ったのだ。
夫と心の距離を置く練習
だが、毒親育ちの私にとって、家族との心の距離の置き方を調整するのはかなり難しかった。
それはどうしてかというと、毒親育ちの場合、精神の発達に未熟なところがあるので、夫に必要以上に甘えて試すようなことを言ってみたり、逆にそっけなくしたりしてしまう。
行動パターンにでこぼこがあるのだ。
心の距離を置くためには、必要以上に甘える気持ちを抑えなければならない。
そのためにもまずは自分の中でイメージトレーニングから始めたのだ。
イメージトレーニングの方法
毎日の通勤電車の中で私が笑顔で話す姿を想像した。
毎日毎日目を瞑って家の中で笑顔で話す自分を想像した。
私は笑顔になることに恥ずかしさがあった。
夫は母親ではないと自分に言い聞かせもした。
夫は割と私に笑顔で話してくれるので、私が笑顔になれない微妙な表情をしないようにすればいいだけ。
毎日継続するとだんだん実際の行動パターンが変化してきてラクになった。
実際に夫と話すときに家族と思わないようにする
意識することは難しいけれど、家族だと思うと甘えてしまうので、上司だと思うようにした。
でもこれは本当に難しい。
なのでラインするときに敬語を使うようにして少しずつ慣れていくようにした。
夫の遠慮のない物言いをそのままそうね、ごめんねと受け止める
夫は私に遠慮のない物言いをするがそのたびに私は反論していた。
それを変えてそうね、ごめんねと言うようにした。
例えば「馬鹿だね。」と言われたら「馬鹿でごめんね。」
「本当にどうしようもないね。」「そうなの、どうしようもないよね、私。」
こんな風に言っていたら夫はつまらなくなったようでこういうことを言わなくなったのだ。
まとめ
家族に笑顔になりたくてもなれないのは心に傷があるから。
だからあまり無理して頑張るのはよくないと思う。
でも家族だから笑顔で過ごしたいと思う気持ちも私はとてもよくわかる。
心の傷を治す方法はいろいろあって、一つじゃなくて、またその色んな方法を試し複合的に治っていくものだと思う。
上に書いたようなことも試してみてほしいし、そのほかにもやってみて少しずつ変化していくものだから焦らず頑張ってほしいと思う。