夫はだってお母さんが、これこれこうしたから、とすぐ私が悪いと言う。
どうでもいいことも、大切なことでも、何か自分の心が揺れ動いたときは、とにかく私が悪いと言いたいらしい。
私はそれがとても腹立たしかった。
私が悪いの?なんで私のせいなの?と思うことが多すぎて。
でも、それは口癖のようになっていて、そんなに考えて言ってるわけでもないのかなと少し思うようになった。
彼は自分を守りたいと必死になっているだけで、本心から私が全て悪いと思ってるわけじゃないのかな?と、心のどこかで納得出来るようになったのかもしれない。
どうしてそう思うようになったかというと、神様の信者さんの話でなるほどと思ったことがあって、その通りにしてみたら、夫の反応が違ったからだ。
それはこんな話だった。
「うちの夫は何かにつけてばかだ、あほだ、どうしてお前はそうなんだ!といつも言うので本当にしゃくにさわるのよ。それを先生に相談したら<そういうときは、おとうさん、バカでごめんね。と言えばいいんだよ。>と言われたの。夫が生きているうちにそれが出来ればよかったんだけどね。。。」
その方は推定70代のおばあちゃまです。
いくつになっても夫に悩まされる人っているんだなと思ったし、私の夫は言い方はきつくないけれど言う内容は同じような感じだなとそのとき思ったのです。
そして、そうか、何か腹立たしいことを言われたら、ごめんねって言えばいいんだな、とそのとき思ったのです。
私はいままで言い訳してました。
だって、これこれこう思ったからとか、だって、これこれこうじゃない、とか。
でもそれを私が悪いのね、ごめんね。とか、すみませんとか、素直?に謝ったり認めたりしたのです。
でもそれは言葉だけで心からは言えませんでした。やっぱり私が悪いと思えなかった。
八つ当たりしてるだけじゃん、って思ったりもしてたから。
ただ、こうやって受け流していると夫がそこで黙ってしまうの。
そして最近、なんで謝るの?やめてよ、気持ち悪いって言うの。
気持ち悪いんですって。
うーん、夫はかなりフクザツな心の持ち主なんだわ。。。
私はただそうやって私が悪いって言ってほしくないだけなんだけどなぁ。。。