神様もサレンダードワイフでも、一歩譲って夫の言うことを聞くというのは大切なこととされている。
だから私はそれを頑張っているのだが、これがなかなか難しい。
なんでこんなにぶつかるのかなぁと思ってよーく考えてみた。
夫は私が片付けることが気に入らないときがある。
私は家の中を片付けたい。
だって綺麗な方がいいじゃない。
それって、主婦ならみんなそう思うでしょ。
でも、夫は私が勝手に片付けると怒るときがある。
要は自分の思い通りの片付け方ならいいが、そうでないとすごく怒る。
思い通りにならないと嫌なのだ、彼は。
で、私も思い通りにしたい。
何を?
家の中を。
そう、夫も私も、家の中の主人は自分だと思っている。
自分の家だから自分の思い通りにしたいと。
私が家事をやるにあたって何か疑問に思ったり普段と違うことがあったときは自分に聞くようにと言う。
なんでも聞けと。
は?って思った。
なんで主婦の私があなたに聞かないといけないの?と私は思った。
でも、私が間違っているとしたら?
私は主婦だから、家の中のことに采配を振るうのは当然だと思っていた。
そう、過去形。
昨日気づいた。
夫もまた、自分の家だから家の中のことに責任を持って采配を振るいたいのだ。
彼はその気持ちがとても強い。
我が家は主婦が2人いるようなものだった!
そのことに心の底で気づいたのだ。
だからぶつかるのだわ。
家事のやり方でこんなにぶつかるのって不思議だけど、そういう夫なのだから仕方がない。
夫は自分の家だという気持ちが恐らく他の男性より強いのかもしれない。
日常生活に並々ならぬ拘りがあるのだわ。
それで、解決策を思いついたの。
夫が自分の家だと、自分が主人公だと思っているのなら、私は居候させてもらってると思えばいいって。
そうすれば夫になんでも聞くよね。
自分の家じゃないんだもん。
勝手にやっちゃダメだものね。
私は居候だと思うようにしたら、なんかとっても気持ちが楽になって、今まで甘えていた気持ちが無くなって家事が却って捗るのよ。
それにしても何年も気づかずときにぶつかり、ときに我慢してやってきたけど、こんなこと、もっと早く気付いても良さそうなものなのに。
私ってば馬鹿ねぇー。
これで少しははいって聞けるようになるかな。
一歩譲ることが苦にならなくなるかもしれない。
ワクワク。