会社の忘年会でのこと。
男性でとてもまめな方がいる。
忘年会で話すまでそんなにまめだとは知らなかった。
奥さんの愚痴を話すのだが、聞いているとうちの夫が話しているようで驚いた。
そう、うちの夫が私に対する愚痴を誰かに話したら、こんな感じなんだろうなと思ったのだ。
まわりの女性たちは「あなたがまめなんだねー。やり方が違うだけだよー。」など奥さんを擁護していたが、私が聞いても奥さんちょっと雑じゃない?と思うくらい家事の才能がないような気がした。
そしてその方が男性なのに家事がしっかり出来る方だと思った。
話を聞いて感じたのは、夫のように妻の家事に口を出す夫がいるんだー。うちの夫が口うるさいだけじゃないんだと言うこと。
そして、うちの夫が求めるものが高度だから、うるさく言われても仕方ないんだということと、夫が私に注意をするのはありがたいことだったんだ!ということ。
ありがたいことだというのは感じていたけれど、言われると心の底からうざい、うるさい、私の方が主婦として仕事してる時間が長いし知識もあるのになんで男のあなたに言われないといけないの?という気持ちが出てきてしまっていた。
それが間違いだったとわかったのだ。
その方(会社の男性)は一度言ったけど、奥さんがふくれるのでそれなら言わないほうがいいと、言わずに自分でやってしまうそう。
それでいて奥さんが気付かないと奥さんの愚痴を言うんだから、だったら諦めずにちゃんと教えてあげればいいのにと思ったが、うちの夫は諦めずにうるさく言い続けていたとそのとき気付いたのだ。
私は同じことを何回も言われてうるさいと思っていたけれど、何回も言われる私が悪かったこと、そして何回も言ってくれることで、私が外で恥をかかないようにしてくれていたと気付いたのだ。
実際、外で夫の言葉が聞こえてきて、はっ!と気づき失敗を免れたことがあったのだから。
その方の奥さんは私が聞いてもそれはちょっとヒドイかも、、、と思うのだが、外でも同じことをやったらきっと周りの方たちにひそひそ言われてしまうかもしれない。
私は夫のおかげで自分の至らないところを直すことが出来たのでまわりに迷惑をかけないで済んだし恥ずかしい思いをしないで済んだ。
昨日その方の話を聞けたこと。
これは偶然じゃないんだな、夫にもっと感謝できるように神様がその方の話を聞かせてくれたんだなと思った。
降伏する妻になるために、夫に注意されたことは素直に聞こうとの思いを新たにした忘年会だった。