サレンダードワイフでは、自分の考えと違うことを夫が言ったとき、あなたがそう言うのなら、と言って受け入れるという法則?が、ある。
これがサレンダードワイフの一番のキモだと私は思ってる。
これは功徳のお諭しや妻のあり方のお諭しそのもので、だから私は具体的な方法が書いてあるサレンダードワイフを実践しようと思った。
さて、私は最近足ツボマッサージにハマっていて、毎日30分〜1時間かけてグリグリやっている。
管足法というのを参考にしているのだが、終わると白湯を飲むことになっているので、マッサージをしたまま電気ケトルに水を入れて沸かそうとした。
それを見ていた夫がすかさず、「手がベタベタじゃん!汚いよ、洗ってないでしょ。足を触った手で。食事作るときもちゃんと手を洗ってるのか不安になるよ!」
と大声で怒った。
ベタベタというのは、マッサージするときにクリームやオイルを塗るからで、足を触って手を洗わなかったのは確かにまずいなと思うのだが、でも素直にすみませんとは言えず、私はそう言うときは黙ってしまうので、昨日も黙ってムッとしていた。
あとで考えてみると、夫のいうことは間違っていない。
夫に怒られたときに、あぁ、そうね、と言えばいいと気づいた。
これがまさに功徳のお諭しの「そうね、そうしましょうね、そうした方がいいわね。」と相手の気持ちを汲んでやる、ということの実践で、これはつまりサレンダードワイフで言うところの「あなたがそう言うのなら。」である。
神様は自分の気に入らないことでもそこを我慢して、そうね、そうしましょうね、と言いなさいと仰る。
夫から怒られたとき、私はいつも反論はせずともムッとして黙ってしまう。
私はそれでも精一杯の受け入れを表現していたつもりだったし、怒られたことは、その後夫のいう通りにしている。
でもその態度は夫からしたら受け入れられているとは思わないだろう。
まさに気に入らないことを言われたときに我慢して、そうね、と言わなければならないのはここだと昨日、思った。
ここで気づいた最大のポイントは、私がそうね、と言えないのは、夫の態度と言葉のせいだとわかったこと。
夫の言ってることは正しい。
言われたときに、心の中ではごめんねと思うのだが、それを表現できない。
我慢する、ということができない。
我慢ならないのだ、夫の態度と言葉が。
だってあんな風に言わなくてもいいじゃない、普通に言えばいいのに、と思うから。
でも、今後は態度や言葉ではなく内容に焦点を当ててみようと思った。
そうしたら案外我慢してそうね、そうします、ごめんなさいと言えるかもしれない。