サレンダードワイフと神様 surrenderdwife’s diary

サレンダードワイフを実践して夫と仲良し家族円満になった私の体験ブログ

急に来た!小学5年生の反抗期とその対処法

小学5年生になったら急に反抗し始めた子ども

5年生の下の子の同級生のお母さん。

子供がリビングに物を置いてそのままにしておくのがイライラすると。

片づけて、と言うと後で、と急に反抗的に言うようになった。

それを待っていてもいつまでも片づけないから、怒ってしまうとのこと。

イライラするのは私の性格の問題だと思うと仰っていました。

イライラするのは当然ですよね。自分を責めることはないと思います。

小学5年生の反抗期への対処法

その方にはこんな話をしました。

 

子どもにリビングに物を置きっぱなしにしないでというと子どもはイヤだと言うよね。

(言わない子は心の中で言っています。口に出して言うように仕向けると、後々の親子関係が悪くなる要因が減りますよ。)

イヤだと反抗されたら、それをそのまま認めてしまうのはどうかな。

あぁ、嫌なのねと。

 

そして、今すぐあなたの考えを変えなさいと言わずに、アイメッセージで子どもに伝えるといいと思うよ。子どもにすぐ動いて欲しいと思っても。

「(私は)ここにあなたの荷物が置いてあると邪魔なの。」

「(私は)片づけて欲しいのよ。」と。

 

イライラしちゃうよね。

でもイライラしてもね、すぐに子どもは言うことを聞かないことが多いよね。

だからすぐに言うことを聞かせようと思わないほうがいいよ。

というか、小学5年生にもなったらすぐに言うことを聞いてくれないもん。

喧嘩になるだけだよ、子どもと。

 

でも、ママは困るのとアイメッセージで自分が困っていることを伝えるの。

しっかりと。

そして、とにかく何回でも同じ調子で言うの。

 

イライラするよね。

でもね、それを続けているうちに、子供は荷物は自分の部屋へ持って行こうと思うようになるよ。

ただ、その時期は子供自身が決めるからいつそうなるかわからないけどね。

 

今やれ、何年生になったらやれ、じゃなくて、いつかはやるだろうと思いつつ、伝える。

たぶん、高校生になったら置きっぱなしにすることは無くなると思うよ。

なんて言いました。

 

その方は高校生…?と絶句。

まぁそんなにかからないと思うけど、それくらいゆったり構えた方がいいと思うよ。と言ってしまいました。

 

小学校5年生は思春期の入り口。変化する子供の心身

小学5年生は思春期への入り口に立っている子供たちです。

すでに自分を外側から見つめはじめています。

成長にともなって、行動も言うことも変化します。

心が変化するんですね。

 

自分だけではなく、親のことも自分とは別の人間で、親は絶対ではないと感じ始めています。

親が口だけで実際は出来ていないこともわかってくるので、お母さんはこういうところが出来てないのに、どうして僕には言うの?

と逆切れされることもあります。

 

今までそんなことを言わなかった子供が小学5年生になって急に反抗的なことを言いだして、反抗しだすので、腹が立って仕方なくなるんです。

お母さんの言うことを素直に聞いていたころからだんだん聞かなくなってくるんです。

お母さんはあれ?どうして言うことを聞かないの?と戸惑いますよね。

 

強く叱るパターンが通じなくなる

今までは少し強く叱ると子どもは親の言う通りにしてくれていましたよね。

だからそのパターンで強く叱ってしまいます。

聞きなさい!お母さんの言うことが聞けないの?!

なんてね。

 

でも、思春期に入った子どもは強く叱られても自我が発達してくるのでイヤだと反抗することが増えてきます。

それで闘ってしまうんです。

思春期の入り口で関係が悪くなると、そのまま本格的に子供は反抗的になって、その反抗にイライラした親はさらに闘いを挑んで、そして泥沼化…。

 

子供の変化に合わせて親も変わろう

子どもと喧嘩するのは子どもの心身の成長のためにも、家族の円満のためにもよくないことです。

子供が変化するのだから、お母さんも変化しないとね。

 

本格的な思春期はこれからです。

今なんてまだまだかわいいもの。

5年生の今、イライラしてたら中学生になってから本当に大変になるよ~と脅してしまいました(笑)

でも本当にそうなのです。

 

反抗期が終わりかけている高校生の生態(例)

反抗はスルーする

我が家の高校生はリビングに物を置くことはしません。

でも…

さきほど夕飯のあと部屋へ戻るときに「お弁当箱出してね!」と言うとすかさず「ヤダ!」

そしてそのまま部屋へと戻って行きました。

 

私は何も言いませんでした。

すると、また戻ってきました。

手にお弁当箱を持って(笑)

 

ヤダ!に反応しない方がいいのです。

ヤダ!は心の中でははーい!なんだと思っていればいいのです。

 

反抗期の対処法はこれ!

このとき私が、「何?ヤダ??持ってきなさい!!」と怒っていたら、子どもは持って来なかったでしょうね。

思春期の子どもはあまのじゃくですからね~。

持ってくるも来ないも子ども次第。

でも私はお弁当箱を出して欲しかったから「お弁当箱出してね」と言いました。

言ったのはそれだけ。

 

優しい子に育って欲しければ

もし持って来なくてもいいんです。

ついでのときに子どもの部屋へ取りに行けばいいんです。

ママが優しく「お弁当箱出してね。」を続けていれば、思春期が終わったときに、親に優しい子になっています。

 

ここまでは下の子が小学5年生の頃に書いた過去ブログの記事を編集しなおしました。

 

思春期を終了した今のわが家の子どもたち

思春期の子どもたちは本当にわがままで、言いたいことを言ってしたいことをして勝手気ままにふるまいますよね。

本当に腹立たしいこともたくさんあります。

 

でも、喧嘩はしない方がいいです。

戦わないのがいいです。

 

そのためにも、小学校高学年の思春期の入り口に入った子どもたちをどのように扱うかがとても大事になります。

 

わが家はもう二人とも成人していて、思春期はずいぶん前に終わっているのですが、思春期に戦わなかったからかとてもやさしいです。

戦わない方法はこの本に書かれています。

 

思春期の子どもたちの扱いに困ったらぜひ、この本を読んでみてください。

きっとママの目の前が明るくなると思います。

 

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私の育児の考えの基本になるのがこの本の著者、佐々木正美先生の考え方です。

思春期になっていて悩まれているならこちらをおすすめします。

 

思春期の子どもの意味不明な行動やわけわからない言動を解明してくれています。

 

この本を読むと、思春期の子どもを落ち着かせる接し方を習得できますよ。

 

目次

 

1章 思春期につまずいてしまうのはなぜか

 

  • 幼児期に愛情不足で育った子は、思春期に問題が起きやすい
  • 性行為の低年齢化は早熟だからではない。未熟な証拠です
  • 親を信頼できない子は不登校になりやすい
  • 夫婦関係が不安定だと子どもも不安定になる
  • 子どもの不安やさみしさは、怒りに変わることがある
  • 親の期待が強すぎると、子どもは疲れてしまう
  • 思春期の反抗は、親の愛を確認するための作業

 

2章 子どもは依存と反抗を繰り返して自立する

 

  • 他人に甘えられる、依存できることが自立につながる
  • 子どもが与えてくれる喜びを忘れていませんか?
  • 親に思い切り反抗できる子ほど、早く自立する
  • 十分依存できた子は、小さな反抗ですむ
  • 子どもの依存欲求は「真剣に受けとめてくれた」と思えたときに満たされる
  • 親子のみぞを埋めるには、子どもの声に耳を傾けて

 

3章 生きる力になる自尊心を育む

 

  • 親に否定ばかりされて育つと、自分も人も否定するようになる
  • 「自分を信じる力」と「人を信じる力」を取り戻す
  • 信じてあげると、人と深く交われる子になる
  • 自分のプライドよりも子どものプライドを守ってあげられる親になる

 

4章 まるごと受け入れて、抱きしめて

 

  • 思春期の子だって、親に抱きしめられたいときがある
  • 「抱きしめる」ことは、どんな愛情表現よりも伝わります
  • 「手をかける」「心をこめる」ことの重要性
  • 子どもを支えるお母さんのサポートが大切

 

5章 思春期には、こんなまなざしが大切

 

  • 子どもの話をうんと聞いてあげることは、心を抱きしめるということ
  • 過保護はぜんぜん悪くない。どんどん保護してあげましょう。
  • 待ってあげれば、子どもは生きる自信をつけていく
  • 我が子のありのままを受け入れることは、最高の抱きしめ

 

6章 親も子もハッピーになれる絆づくり

 

  • 母性と父性についてもう一度考える
  • 親の要望ばかり押し付けてはいけない
  • 子どもがピンチのときこそ、親の出番
  • 「与えることの喜び」を知る親子は、強い絆で結ばれている

 

 

 

幼児期のママにはこちらをおすすめします。

 

 

 

私が佐々木正美先生のことを知ったは、上の子の幼稚園の園長先生がこの本を紹介してくれたからでした。

 

「20歳のうちの子に佐々木先生のおっしゃる通りにしたら変わったのよ!これ、本当におすすめだからぜひ読んで!」ってこの本を貸してくれたのが最初です。

20歳でも効果があるのだから、幼児や小学生だったらもっとすごいよ、と。

 

実際、今の私も園長先生と同じ気持ちです。

 

佐々木先生はもうお亡くなりになってしまいましたが、臨床の現場でずっと子供たちに接してきた児童精神科のお医者様でした。

 

私は先生の講演には何回も出かけてその優しい語り口のお話を聴きました。

 

穏やかな暖かい話しをしてくださる先生で、お話を聞いて帰るときには早く子供たちに会いたくてたまらなくなるほど子供たちが愛おしくなりました。

 

もし、もっと楽しく育児をしたいと思われるなら、この本をお読みになることをお勧めします。