- 母への恨みの原因の心理はこれだった
- 実際の母は私の思っていたような人でなかったことへの騙されたという思いと騙された自分への怒り
- 親を精神的に完全に殺すことが出来たのはこんな考え方が出来たから
- 精神的に親を殺すことでラインと連絡先の母親名前を「親戚のおばさん］に変えてしまった
母への恨みの原因の心理はこれだった
先日母親とこじれた。
やっぱりまだ母親に対して怒りの感情がある。
もういい加減スッキリしたい。
なぜここまで母親を許せないのだろう。
なぜ？を重ねて紙に書いて出てきたことは
「母親の行動や言葉を信じて来たことが間違っていたことへの怒り」
「こんな人を信じていた自分への怒り」
「母親は善い人だと思ってたのに違っていたことへの落胆」
「信じていた母親から裏切られたという思い」
「母親の言ってることとやってることが違うことへの怒り」
「信じたいけど信じられない、離れたいけど離れられない葛藤」
これをひとことで言うと
「可愛さ余って憎さ百倍」
実際の母は私の思っていたような人でなかったことへの騙されたという思いと騙された自分への怒り
母親が完璧な人だと思っていたのに実際の母親は全然ちがう。
全然よい親じゃなかったのに、よい親だったと信じ込まされていたことへの恨み。
人前ではよい親ぶるし、自分でもそう信じている言動をすることへの違和感と腹立ち。
私が本当の母親の姿を見ることが出来るくらいに成長しただけなのに、母親は今まで善い人を装っていて、私を騙し続けてきたんだ！
私は母親を信じてきたのに騙された！
騙されてきた自分への怒りや恥じる気持ち。
親を精神的に完全に殺すことが出来たのはこんな考え方が出来たから
そんなものがあることに気づいて鬱々としているところへ偶然にも図書館でかなり前に予約した本が届いた。
母の自己愛満載の振る舞いは、
「あまりにも自己肯定感が低いために、自己を正当化して虚勢を張っていないと自分を保てないのかもしれません。下手に出たら人から侮られる、と思っているのかもしれません。」
『自己肯定感を持っていますか？』水島ひろ子著
確かに、母は昭和初期の生まれで男尊女卑の世界観の中で育ってきた。
そして女性である自分をとても卑下していて、男性には敵わないと思っているけれど、でもそんなことない！って思いたくて制約のある中で頑張って生きてきたんだな。
母親のあの自己愛満載のとても理解不能な振る舞いにはよほど深い事情があるんだな。
そんな風に受け止められるようになったとき、母親から電話がかかってきた。
普段の私なら、腹を立てているのでぶっきらぼうになってしまいがちで、想像の中では、優しく話しているのに、実際は優しくできない。
でもそのときは、母がかわいそうな小さな女の子に感じていたので優しい気持ちになっていた私は優しく応対することができたのだ。
本に書いてある通りの感情に満たされて、自己肯定感が高まるのを感じられた。
さらに母と距離を置いた接し方が出来たことで、自分に自信を持つこともできた。
精神的に親を殺すことでラインと連絡先の母親名前を「親戚のおばさん］に変えてしまった
このことから、母と自分が一体になっていたことに気づいた私は、母親の連絡先を「親戚のおばさん」に衝動的に変えてしまった。
今まで親を親戚のおばさんと思えばもっと距離を置いて接することが出来ると思っていた。
でも、頭の中でそう思おうとしてもやっぱり難しい。
今回、『自己肯定感をもっていますか？』を読んで母と自分を引き離すことが出来たおかげで、ラインと携帯の連絡先の名前を「親戚のおばさん」と変えることが出来た。
そんなの誰かに見られるわけじゃないのだから別に変えればいいじゃんて思うかもしないけれど、それ自体は全然難しいことでもなんでもないのだけど、それをやろうとするとものすごい罪悪感が襲ってきて出来なかった。
でも、今回完全に、精神的に親を殺してしまったのだ。
なんの罪悪感もない。
相手の事情を考えることで母と距離を置くことが出来た、この感覚を忘れないで身に着けるためにも、電話がかかってきたときやメールラインが来たときに「親戚のおばさん」と書いてあるのを目にすれば、すぐこの感覚を思い出せる。
あの人は母ではなく「親戚のおばさん」
これはずっと前からやりたかったことだったのに今までできずにいた。
でもやっとできるようになったのだ。
こんな自分自身のことなのに、母親の呪縛でがんじがらめになっていたのだわ。
あー、気持ちがとてもラク。
すっきりしてる。
水島さん！ありがとうございます！！
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