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「自己肯定感持っていますか?」大人が自己肯定感高めるならこの本めっちゃいい!

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大人になって自己肯定感が低いと思っても今さらどうやって高めたらいいの?ってお手上げ状態の方結構多いと思います。

「自分の好きなところを見つける」とか「自分の短所を長所に変えるワークをする」とか、ちまたにはいろいろやり方がありますが、やってみてもイマイチピンとこない。

私もそうでした。

へへへ、過去形です。

自己肯定感持っていますか? 水島広子

この本を読んでワタクシ、変わりました。

考え方が変わってしまったのです。

 

ネットで自己肯定感を高める方法を検索すると、自分を変えるアプローチばかりで結局できなくなってしまうんです。

私の場合はお腹いっぱいな感じになってしまいます。

でもこの本は違うんです。

 

そこで本書でお伝えしたいのが、他人を「リスペクト」してみるという手法です。

本書でいう「リスペクト」とは「ありのままの相手に敬意を持つ、尊重する」という感じでしょうか。

「相手のありのままを無条件で受け入れる」ことをこの本では「無条件のリスペクト」と読んでいます。

 『自己肯定感持っていますか?』 水島広子

 

「無条件のリスペクト」が自己肯定感を高める鍵になると水島さんはこの本で書いています。

 

水島さんも自己肯定感を高めるには「ありのままの自分」を受け入れることが必要と書かれています。

「ありのままの自分」を受け入れるために、自分を好きになろうとしますが、自分を好きになろうと思うということが自分が嫌いと思っていることなのに、その状態で自分を好きになろうとしてもありのままの自分」を受け入れることはできないのです。

私も一生懸命今までボケてる自分を好きになろう、短期記憶が弱いのは私のありのままなんだから、それで夫にバカにされてもそれを受け入れようと頭で思ってきましたが、なかなかそれはできませんでした。

 

自己肯定感を高めるには、自分を変えるのではなく、「相手のありのままを無条件で受け入れる」

 

 水島さんは、自分を変えるのではなく、相手に注目して、相手に「無条件のリスペクト」をすることで自分の自己肯定感を高められるとおっしゃいます。

 

 なぜなら自己認識より他人についての認識を変化させるほうが簡単だからです。

 

そして、相手に「無条件のリスペクト」を向けているときの私たちの心は優しい気持ちになっています。

 

相手に「え?」と思うところがあっても、「まあ事情があるのだろうな」と考えることが出来ます。そんなときの自分は、決して嫌な感じがしないと思います。

相手に向けている優しさを自分でもそのまま受け取っているはずだからです。

「自分」に目を向けている限り自己否定しか出てこないかもしれませんが、「相手」に目を向けて、相手をリスペクトしていくと、そのリスペクト感が自分にも及んでくるものです。

つまり、「人間、みんな頑張っているな」という感覚が出てくるのです。

 

「人間、みんな頑張っているな」の人間には自分も含まれます。

この本をここまで読んで自分もがんばってるじゃん、って自分を肯定できるような感覚が芽生えてきたんです。

 

私は母親の言動にたいしてイラついていました。

それが自分の自己肯定感を低くしてる感覚がすごくあって。

でもどうしたらいいのかわからなくて悶々としていたのがここまで読んで光が射してきたんです。

 

相手のふるまいを「何か事情があってあのようなふるまいになるのだな」と思うことで相手のありのままを受け入れることが出来ると書かれています。

 

 私は母親の言動にいちいちイライラして腹立たしくて皮肉を言いたくなったり、たしなめたりしてしまっていました。

母親は母の友人などが「お嬢さんとお出かけなんてうらやましいわ。」と言うと嬉しくなさそうに「でもね、いつも娘には否定されるのよ。」なんて、私の目の前で母の友人に言うのです。

その場にいる私も母の友人も困ってしまいますよね。

私は母親に腹立たしい気持ちでいっぱいになりますし。

それでまた私は母親にイライラして皮肉を言ったりたしなめたり、と言った無限ループにはまっていました。

 

この本には「相手をありのままに尊重する」ということが具体的にどうすればできるのかが書かれています

 

そうしたら、母親とのことを考えた時、母親があのようなふるまいや発言をするのには、「何か彼女なりの深い事情があるのだな」がと考えることが出来るようになったのです。

すると、自分と母親を切り離すことができて、母親のふるまいにイライラすることが無くなりました!!

 

母の勘違い自己愛満載の話を私にしてきたとき、今までは絶対に同意することはありませんでした。

「馬鹿じゃないの?そんな風に受け取るんだ。」

「また勘違いしてる。周りの人はそこまですごいと思ってないよ。」

と口では言いませんが、心の中でそう思って、私は一言も発さず、微妙な表情で時々「ふーん。」と言うだけでした。

ところが、「そうね、良かったね。」と言ってあげられるようになったんです!!

 

この時の私の心理としては、あーまた勘違いしてる。

自分がすごいって思ってもらいたいんだな。

承認欲がものすごいな、この人。

 

でも、この人(母親ですが)がこんなに自己愛満載の自慢話をするくらい認めてほしくてたまらないのには、よほど深い彼女なりの事情があるんだな。

心の底から承認欲を渇望するようになってしまうくらい、大変な人生の状況の中を彼女なりに一生懸命生きてきたんだな、と考えるのです。

 

このように考えることで、なぜか子ども時代の母親が苦しい思いを抱えながらそれでも頑張って努力して今に至っているという映像が浮かんできて、優しい気持ちになれたのです。

 

 このやり方を夫や子どもにも適用できるようになり、さらに自己肯定感がアップする感覚を得られました。

 

 夫が休日に一日中寝ていて腹立たしく思うときも、子どもが触るとやけどしそうなくらい不機嫌だったときも「このような態度をせずにいられないくらいの彼らなりの深い事情があるんだな。」

「大変な制約のある中を一生懸命生きているんだな。」と思えるようになりました。

 

だって、夫も子どものとき父親から言われ続けたことがトラウマになっている話をしてくれたし、子どもだって私や夫からいろいろなことでトラウマになることをされているでしょうから。

すると、夫や子どもにも暖かい気持ちが湧いてきて、心から許せるようになったのです。

 

そのことを想像したとき、彼らの心の苦しさがわかって大変だったね、今も大変なんだよねって受け入れることが出来るようになりました。

母や夫子どもに暖かい優しい気持ちが持てるようになったら、自分だって苦しい中頑張って生きてきたんだな、大変だったねって私自身に言ってあげられるようになりました。

 

母からされたことがトラウマになっていたからあんな風にお母さんに言ってしまったりしたんだよね。

しかたないよ、大変だったんだねって自分に心からそうやって言ってあげられるようになり、他人をありのまま受け入れる=無条件のリスペクトをするように自分にも無条件のリスペクトをしてあげられる感覚で満たされるんです。

 

私は他人を批判する癖があると書きました。

 


これは母親に対してすごくて、母親への思いが他人へ波及していたのは明らかでした。

母親以外の人への批判癖はだいぶ治まっていたのですが、自分の母親を批判し母親が苦手な「私はダメだ」という思いを抱えていて、これが私の自己肯定感を低くしていた原因でもありました。

 

今回『自己肯定感持っていますか?』を読むことで母親にも優しくできるようになり批判しなくなって「私は大丈夫」に変化しました。

 

私の場合は今までいろんなことを試してきて、夫や子どもとの関係は本当に良くなっていました。

でも、母親との関係が本当にネックで苦しくてたまらなかったのであと一息、母親との関係が変われば生きるのがもっとラクになるとずっと思っていました。

 

水島広子さんには本当に感謝しています。

 

 

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